ボーイスカウト所沢第1団

各隊活動の様子をご覧ください

8月4日〜7日団活動)サマキャンを長者の森で行いました!

8月4日〜7日団活動にて恒例のサマーキャンプを行いました!

 場所は群馬県との県境長野県北相木村「長者の森オートキャンプ場」です。日本100山にうたわれている「御座山(おぐらやま)」を背景に相木川が場内を流れる美しいキャンプ場でした。

ボーイ、ベンチャー隊は1.2日目をフリーキャンプ場、3.4日目をオートキャンプ場と場内移動キャンプをメインに行いました。

カブ、ビーバー隊は場内のロッジに宿泊し活動を行いました。

以下、カブ隊の活動を中心にご報告していきます

8月4日(木)一日目

6:30スカウト会館に集合。眠い目をこすり全体セレモニーです。
ここでは、カブスカウトの入団式を行い、朝から緊張の面持ちでした。

7:00会館隣コンビニ駐車場からボーイ隊と一緒に出発。育成の見送りに手をふります。

圏央道入間ICより関越道、上信越道経由で佐久ICを目指します。
途中、佐久平PAに止まりました。

長ーいエスカレーターを上り(高所恐怖症は絶対後ろを振り向けない高さです)

登りきったところを15分ほど山道をハイク。早くもハイキング?と思ったころカブトムシドームに到着です。

大きな囲いに覆われた中に入ると、数百匹のカブトムシ、クワガタ、セミが飛び交っていました。

カブトムシの姿に大興奮のスカウトたち。初めはおそるおそるでも次第に豪快になり、頭の上に載せたり、たくさん集めたりしていました。

後、佐久平をバックに記念撮影。晴天に恵まれました。

バス内ではなぞなぞ、ビンゴゲームをカブッコ争奪で行い真剣です。
カブッコをあまりもっていないうさぎスカウトも、この場でたくさん確保しました。

11:00過ぎ、無事キャンプ場到着です。
芝生の上で昼食をとり、部屋長を選任。
後バンガローに入るまで場内遊具で遊んだり、探索を十分にしました。


15:00バンガローに入り、あまりのきれいさに感激のスカウト達。
間髪いれず、掃除リレーと布団の撤去を行いました。

夕方近くなると、雨が降り出し、全体セレモニーは中止。以後、すべての日程夕方から雨で、山の天気の変わりやすさを感じます。
ボーイ隊は、もちろん雨の中でテント設営です。


16:30頃より「ともだちパックプロジェクト」を行いました。
「ともだちパックプロジェクト」は、震災で被害を受けた東北のスカウト仲間に、文具品とメッセージカードをスカウトが書き送ろう、という埼玉県連のプロジェクトです。
スカウトたちも隊長から趣旨や内容を聞いた後、友達パックを作っていきました。
そののち、持参したはがきに親戚あてなどにキャンプ場に来ていることを書きました。(はがきは翌日投函。無事届いたようです)


18:30ごろ夕食です。
メニューは「震災被難食」
魚のカンズメと白飯、きゅうり1本のみ。
部屋の明かりを消して、ランタンのあかりのみで食事です。
「普段どんなに恵まれている食事をしているか、震災で避難した方々の気持を少しでもわかろう」と実施。カンズメのまま食べたりといつもと違う食事に戸惑いながらも、雰囲気を感じました。

夕食後カウンシル(キャンドル)ファイヤーを別バンガローで行いました。
一人一人ろうそくを持ち、「今回はどんなキャンプにしたいか」の目標を語りました。隊長のヤーンの後そっと火を消します。
いつものキャンプファイヤーと趣の違うファイヤーにじっと見入っていたスカウトたちでした。

後、部屋長会議を行い報告の後就寝。初めての夜に疲れたのか、すぐに寝たようでした。

8月5日(金)二日目

昨日夕方からの雨は何とか上がりました。
キャンプの最大イベント「御座山(おぐらやま)」登山決行です。

朝6:00起床したスカウトは、準備に戸惑い、6:30からの全体セレモニーに遅刻。猛反省です。

気を取り直し、朝食をすませ、弁当を持ちいざ登山準備。長袖長ズボン、軍手を確認し8:30出発です。

初めは元気に歩くスカウトですが、30分もしないころから「疲れた〜」の連発。帰れないよ、頑張っての声に歩いていきます。

1.5時間ほど歩き、鉄塔の前に出て小休憩。
休憩したとたんすぐに虫取りに走り回るまだまだ元気なスカウトです。

ここからは道はさらに険しくなり
途中スカウトの背の丈ほどあるクマザサ、折れた木など障害物が多く高低差もかなりある山道です。
また、道幅も本当に狭く、かげから落ちないよう十分すぎるほど注意して登ります。
木の根をロープや階段かわりにして登ったり。霧が立ち込める中本当に必死に歩きました。

11:00すぎ、「しゃくなげ」の木が見えてきて、また急に待ち受けていたかのように空は晴れ上がりました。
ゴールに到着!1800mの見晴らし台に到着です。
景色を一望した後、狭い見晴らし台に片寄あって、日の丸弁当をたべました。とても美味しいお弁当でした。

帰りも同じコースをゆっくり下りました。
途中、べびイチゴ、木イチゴを次々味見して、楽しみました。

14:30無事下山、場内を走ってゴール!元気な子供たちです。

おやつにすいかを食べ、シャワーを浴び一息つきました。

16:00今日は、熊スカウトがボーイ隊に一日体験入隊です。
ボーイ隊に引き継ぎのセレモニー後、うさぎ、しかは見送りました。

残ったうさぎ、しか達は、明日のキャンプファイヤースタンツ練習を行いました。
題目は「おおきなカブ」
配役を決め、副長指導のもと、熱の入った?練習です。

今日からはビーバー隊も合流。隣のバンガローで過ごします。
熊スカウトもいないこともあり、18:00すぎ夕食はビーバースカウトがカブに入り一緒にとりました。

昼間からじっくり煮込んだカレーです。
完食して満腹です。

後、団全体で星空観察を行いました。
坪田インストラクターの豊富な知識と埼玉では見ることのできないきれいな夜空に、見入り、質問もたくさん飛び交いました。

くまのいない不思議な空間ですが、仲良くすごすうさぎ、しかスカウトで、部屋長会議終了後すぐにねつきました。

8月6日(土)3日目
キャンプも終盤に入り、体調管理が心配ですが特に問題なく過ごしています。


今日のメインイベントは、「相木川でいかだを作り、乗ってみよう!」

起床、間にあった合同セレモニー、朝食。

熊スカウトも元気に体験から帰ってきました。
テント泊、自分たちで作る食事など十分体験ができたようです。

くまも戻り、机に紙と鉛筆を各自広げいかだの設計図を書きます。

大きなタイヤチューブ3つを△に並べ、ロープで固定。

川幅にロープをはり、浮かべた筏にスカウト2.3人が乗りロープをたぐりながら川を移動する内容です。

さっそく水着に着替え、荷物を持ち相木川へ。
各組くまが中心になりロープでタイヤをつなげます。
といってもなかなかロープが結べず苦戦するカブスカウト

そこへ、移動キャンプ前カブの様子を見ていたボーイのお兄さん達が助け舟。
指示のもと縛るとあっという間にロープを固定。ボーイのすごさを感じる一場面でした。

早速出来上がった筏をそっと川に浮かべ、無事浮くことを確認。何回か冷たい川に落ちながらも筏にのるコツをつかんだスカウトたちは、2人1組でタイムトライアルレースを行い、大盛り上がりでした!!

昼食は外でひやしうどんを食べ、午後は釣に挑戦です。

みみずを掘り出すところから初め、川に糸を垂れたものの、一向に魚は食いつきません。
目の前をすいすい泳ぐ魚にそっぽを向かれ、収穫なしの残念な結果でした。

15:00頃、雲行きがまたあやしくなり大急ぎで撤収。
着替えた後スカウト達が楽しみにしていた「カブッコショップ」の開店です!
副長の言い値に悩みつつ、うさぎスカウトに譲りながら、それでもほしい商品を必死に競り落としていきたくさんの商品を、手持ちのカブッコを使い買い、大満足のスカウト達です。

18:00すぎ夕食です。
この日のメニューは「タコライスカブッコ風」今までにない食事で、うまい!を連発していました。

そして、デザートはバケツプリン!
名前の通りバケツで作った巨大プリンです
あまりの大きさにスカウト達は顔を近づけて見入り、おいしい!とこちらもたくさん食べました。

19:00雨は激しくなるばかりで、全体屋外キャンプファイヤーは残念ながら中止。
ビーバー・カブ合同の室内ファイヤーを行いました。
スタンツはビーバー、ソング、カブくま、カブしかうさぎの順です。
カブしかうさぎは、大きなカブを熱演。
ビーバースカウト中心に大爆笑。大好評でした。
ここで、しかうさぎスカウトは「演劇家」のチャレンジ章を獲得です!


ファイヤーも団委員長のヤーンを最後に無事終了。
最後の夜を過ごし、21:00すぎ就寝です。

8月7日(日)4日目

いよいよ最終日
ここまで大きなけがや病気なく元気に過ごしています。

晴れ上がった中6:00起床、セレモニー後朝食前、スカウト達は場内を探索し「巨大ローラー滑り台」にのりました。

段ボールをおしりに引いたものの、雨でぬれた面と摩擦でびしょびしょ。。
朝からびしょぬれですが、大きな声をあげて楽しく滑りました。

朝食あと撤収準備です。
スカウト達はリーダーの指示のもと、布団を運んだり、ぞうきんがけ、トイレ掃除などを行いました。

かなり短い撤収時間で実はリーダーの片づけ(食器類他)が全くまに合わず、急きょリーダーの部屋もスカウト達全員で掃除をお願いしました。
くまが中心になり、すぐに手伝ってくれる姿にリーダー全員で感謝でした。

荷物集めた後、最後のプログラムの植物観察です。
こちらも坪田インストラクターと一緒に場内を探索。
1本1本の木について丁寧な説明です。
普段何気なく歩くと見過ごしてしまう木々ですが、高地特有のものだったり、固有種だったりととても興味深い内容でした。

ついにプログラムもすべて終了し、開村式を場内で行い記念撮影。

帰路につきます。


夏休み中ということもあり、道路はかなり渋滞。
15:00頃バス2台が同時に到着せず年齢の低いビーバー、カブ隊が先に帰路につきました。

帰りは佐久IC手前でお土産を購入。
行きと同じルートで帰宅です。
バスの中もアニメ映画に見入り、全く寝ることなく元気なスカウト達です。

しかも、ここで広域なゲリラ豪雨
高速道路(上信越道横井付近)より渋滞となり、全く動かなくなりました。
2時間雨は激しく降り続き、その間すべて渋滞。
立ち寄れるSAに立ち寄り、スカウトの体調管理に気を使いましたが特に気分が悪くなるスカウトもいなく安心でした。

最終的にスカウト会館到着は20:30すぎ。
到着予定時刻を3時間も遅くなり、今までで一番遅く帰ってきたサマキャンとなりました。

最後に、簡単に隊でのセレモニー
最終日の優秀スカウトは、かたずけを全員で手伝ってくれた前スカウトに。
また、リーダーが少ない中奮闘してくれた副長に感謝のカブコールをしました。

長い4日間でしたが、何よりもけがや病気なく過ごせたことをうれしく思います。

最後になりましたが、各種ご協力いただいた育成会の皆様に改めてお礼申し上げます。