ボーイスカウト所沢第1団

各隊活動の様子をご覧ください

2016年12月4日(日) カブ隊:パインウッドカー制作(1回目)

今シーズン、所沢1団カブ隊は、初めて「パインウッドダービー」に参戦します。
手作りの木製自動車模型を斜面から4台並んでスタートさせ、水平コースを惰性で疾走させて着順・タイムで競います。米国のカブスカウトではメジャーなこのイベント、近年、日本のカブ隊でも盛んになりつつあるようで、当団でもドキドキの初参戦です。

今日の活動から3回連続の活動では、このパインウッドダービー用のレースカーを制作します。なかなか手間のかかる工作で、とても1日でできるようなものではありません。

爽やかな朝の空気の中でセレモニーです。今日は良い天気!


まだスカウトたちは何も知らない状態です。初回の今日、まずは「パインウッドダービーって何?」という解説から始めました。リーダーの説明を熱心に聞くスカウトたち。面白そうだ!やってみたい!という意気込みを感じました。


工具の取扱い注意事項の説明のあと、レースカーのキットを受け取り、開封

「タイヤと釘を、ゼ・ッ・タ・イに、なくすなよ〜!」


まずは紙に自分のイメージを書いてみて…


それを木のブロックに書き写していきます。


次に、ノコギリや糸鋸などを使って、おおまかな形を切り出します。

ノコギリを使う時は真剣! (見守る大人もとっても真剣です。)



そんなうちに、あっという間にお昼になってしまいました。今日はとっても良い天気なので、外の草地にシートを敷いて、皆でお昼ご飯を食べました。お母さんたちが作ってくれた具だくさんお味噌汁が、とっても美味しかったね!

(ついでに、ちょっとした楽しみで…会館の敷地の柿の実を取って齧ってみたよね…。一瞬「甘いかな?」と思ったすぐあとに「口の中がすっごくパサパサしてくる感じ!(某スカウト談)」を、数名のスカウトとリーダーが味わったのでした…(これを世間では「渋い」といいます。やっぱり…渋柿だったねぇ。))


さて、30分ちょっとのお昼ごはん時間のあと、早速、午後の作業に入ります。午後はひたすら紙やすりで木を磨いて形を作っていきます。作業が速いスカウトはどんどん細かいやすりで磨きを進めます。ツルツル自慢を始めるスカウトたちも。


14時半で今日の作業は終了。会館内の掃除をして、閉会セレモニーを行い、15時半過ぎに解散しました。


来週の活動では、磨いた木に色を塗っていく作業の予定。
めったに宿題はださない所1カブですが、今回は宿題…家で磨きを終わらせてきてね!…ということで、各自、持参した箱に入れて自分のレースカー(になる木片)を自宅に持ち帰りました。