ボーイスカウト所沢第1団

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2018年8月4〜6日:BS隊 サマーキャンプ2018 1日目

8月4日。いよいよサマーキャンプ出発の日です。
今年は、BS隊の大半のメンバーが同じ日の早朝に日本ジャンボリーに出発していったため、原隊のサマーキャンプに参加したのは4名。
人数的は少ないですが、ジャンボリー組も羨むであろう山中湖でのカヌー大冒険が待っている…はず…。

さて、スカウト会館で出発セレモニーを行なった後、ビーバー隊・カブ隊も一緒にバスに乗り込んで、まずは山梨県都留市にある山梨県立リニア見学センターを訪れました。

さすがBS隊、ただ見るだけではないようですね。

(ところで、リニアモーター、ってどういうモーターか、キャンプの間に説明したけれど、覚えているかな…?)
 
その後、再度バスに乗り、キャンプ場(道志村/ネイチャーランド オム)に到着。

キャンプ場のテントサイトまではバスは大きくて入れないため、15分ほど歩いてサイトに入りました。(荷物運搬のトラックは何とか入れてリーダー達は一安心。)
 

 
入村式のあと、早速、設営。

中1:1名、小6:3名のみで、予定どおりに設営を終えることができました。年上のスカウトに頼らずともできるようになり、短い期間ですが大きな成長とチームワークを感じました。

さて、夕食の支度。

練習キャンプの激ウマカレーが忘れられないI副長は、今日のカレーも非常に楽しみにしています。
カレー大臣の班長代理、今日もしっかり煮込んでいます。 煮込んでいる間、T副長とI副長は2人で、夜に行う冒険のための仕込に出掛けました…

 
食事前のひとコマ。なんだか居心地よさそうな食卓です。

 
今日のカレーは…「挽肉入り、夏野菜カレー」!

カレー、やっぱり激ウマ。 惜しむらくは…ごはんが…ちょっと火加減が弱かったかな。(ご飯を炊くときは、盛大に火を焚きましょう。)
 
食後の片付けを終えたあとは夜の冒険。
冒険の内容は…「夜間追跡ハイク」。本当の真っ暗闇の山の中を、追跡サインを見つけながら歩きます。
(万一の道迷い防止のため、数十メートル離れてT副長がついて行きます。また緊急時の連絡用にアマチュア無線免許保有のスカウトに無線機を持たせています。)

 
…実は、この夜間追跡ハイクにはT副長アイデアの罠が…。 サインに従って歩いていくと、いつの間にか同じところをグルグル回ってしまう仕掛けになっていて、それに気づいたところでT副長が全員を連れて帰ってくることになっています。このトラップに一番最初に気付いたスカウトを表彰しよう、とT副長とI副長は相談しました。ウッシッシ。

さて、このコース、夜でも40分くらいで戻って来られるはず…だったのですが、スカウト達が出掛けてから1時間近くが経っても戻ってくる方向は真っ暗闇。
さらに10分以上経って、テントサイトで無線機を持って待つI副長がだんだん心配になってきた頃…、ようやくヘッドライトの明かりが見え、スカウトとT副長が戻ってきました。
 
「怖かった?」と聞けば「全然怖くなかった!」「楽しかった〜!」「T副長が後ろで時々ガサガサやるから、何か仕掛けてくるのかと、そっちのほうが怖かった」、
「トラップに気付くまでに何周回った?」と聞けば、「1周半で気づいた!」 (…その割にはエラく時間がかかったな…)
その後も「なんだか同じところを回されるんじゃね?」って1周する前から僕が言ってた、と班長代理が言えば、「でも最初に確信したのはO君だよ!」
…と、いつになくワイワイしているスカウト達。 夜間追跡ハイクは、考えていた以上に彼らの冒険心を刺激したようです。
結局、最初に確信を持って皆に発言したO君が、T副長から記念品を授与されました。


就寝準備を終えテントに入ったスカウト達の様子を、ちょっと経って見に行ったら、もう皆ぐっすり寝ていました。
さあ、明日は早起きして、いよいよカヌー大冒険の日です!