ボーイスカウト所沢第1団

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2016年3月13日(日) カブ隊:早春ハイキング

3月13日のカブ隊の活動は、早春ハイキング。
東吾野駅をスタートして、〜橋本山〜ユガテ〜顔振峠を経て吾野駅へ下る、約12kmのハイキングコースです。デンコーチのボーイ隊のメンバーも帯同してくれています。 このハイキング、もともとは2月の活動として予定されていたのですが、積雪のために延期されていました。 今回も前々日に雪が降ったため、積雪が無く道もドロドロでないことを前日に確認。満を持して実施しました。


朝、小手指駅に集合して簡単なセレモニーを行なったのち、電車で東吾野駅まで移動しました。


東吾野駅前で準備運動を行い、出発。


駅のすぐ近くにある吾那神社にお参りして、山行の安全を願ってから出かけました。

登山道は…この神社の本殿の向こう側(狛犬の向こう側)から裏手へ上がっていき、道は北へと続きます。


歩きはじめということもあってか、とにかく上りがキツく感じます。ある意味、この最初の上りが一番キツかったかもしれません。


歩き初めて30分ちょっとで最初のピーク「橋本山」に到着しました。眺めがよかったよね。休憩はごく短時間。汗が冷える前にさっさと出発します。


アップダウンを繰り返す山道を15分ほど歩いたところで急に目の前が開け、山上集落「ユガテ」に到着しました。遠くに梅や山桜?が咲いているのが見え、別の国に来たような錯覚を覚えます。
そういえば、登山ガイドの冊子に「かつて湯が天まで吹き上がる勢いで出ていた」ことがユガテの名前の由来らしい、ということが出ていましたが…ここに温泉が湧いていたとは…?

ところで、ちょっと説教臭かったけれど、リーダーの話を覚えているでしょうか…? ハイカーに開放されているユガテのトイレは、毎週、山の下の集落のおばあさんがわざわざ掃除に来てくださっている、という話を。 こうした方々の善意と努力できれいに掃除されたトイレを、われわれは使わせていただいているのだという感謝の気持ちを忘れてはなりませんね。


さて、ユガテから20分ほど歩くと「エビガ坂」分岐に到着。ここから西へ進みます。 
しかし…エビガ坂に出ていたこの看板。「空缶・ゴミ・恋人を捨てないでね」って…すごいセンスですね。一部リーダーに大ウケでした。


ひたすら西へ、西へ、徐々に道は登っていきます。 山道と並行してずっと林道が続いていますが、アップダウンを繰り返す山道のほうを歩いていきます。

ところどころに急な上り下りもありますが、比較的歩きやすい山道が続きます。


顔振峠の少し手前にある「諏訪神社」の広場で大休止。お昼ごはんにしました。 リーダーが温かい味噌汁を作ったのだけれど、やはり低い気温(約1℃)には勝てなかった…。 寒くなってきたのと、予定時刻よりも少し遅れめだったのとで早々に出発。 顔振峠へ向かいました。

顔振峠到着。ここからは吾野駅へ向けて南へ下っていきます。


顔振峠から下り始めてすぐ、振り返るとこんなに素敵な春の風景を見ることができました。 広く開けた山上の村に、梅や桜が咲き誇っています。 (スカウト達はどんどん降りて行ってしまったので、この景色に気づかなかったスカウトも多かったかも?)

このまま山道を下ると帰りが遅くなると予想されたため、山道歩きではなく並行する林道歩きに変更! どんどん下っていきます。
ここにも見事な桜の花が!

スカウト達はまだまだ余裕? すごいスピードで歩いて顔振峠からわずか1時間弱で、下を走る国道まで降りてきてしまいました…


吾野駅へ上がる最後の急な階段を登って…

吾野駅に到着。制服に着替え、電車に乗って帰る準備をしました。


小手指駅に到着後、完修とチャレンジ章の表彰を行い、解散しました。


久しぶりの山歩き系活動でしたが、皆、元気に最後まで歩きとおしました。 気温は真冬なのに、梅や桜までもが咲いている。 木々も少しずつ芽吹いてきていて、冷たい空気の中に春を感じたハイキングでした。
下りの林道歩き、ホントにみんな元気だったし速かった…。 飛ぶように歩いて行ってしまうのを見て頼もしいと思うと同時に、リーダーは自分の元気のなさをちょっと恥ずかしく思いました。