ボーイスカウト所沢第1団

各隊活動の様子をご覧ください

2016年9月4日 カブ隊:立川防災館訪問

9月4日の活動は、「立川防災館訪問」でした。
午前中に雨が降り、前半予定していた昭和記念公園ハイクは中止となりました。
今年は、天候不順により、予定していた活動ができないことがあります。

しかし、カブ隊は元気に所沢駅に集合しました。
全員揃ったところで、セレモニーです。
今日はボーイ隊の3名がデンコーチとなり組をまとめてくれます。
「宜しくお願いしま〜す。」

総勢34名の団体ですが、車内では4組に分かれてそれぞれ分散して乗車したので、比較的静かに過ごせたように思います。
電車とモノレールを乗り継いで高松駅へ。
セレモニーを行い約20分で「 立川防災館 」に到着しました。


今日はとこいち以外にも、あきる野市からもビーバー隊が見学に訪れていました。
同じ時間帯に重なることも珍しいそうです。
この防災館でスカウトたちは3種類の体験をすることができました。

【その1  地震体験】

インストラクターの説明を聞いてビデオを視聴し実際に体験します。
こちらでは、突然の揺れがきても慌てないように、普段の心構えやいざという時の行動を学ぶことができます。

今回は、ボーイスカウトということで、特別に大人と同じ内容の体験をさせていただくことができました。
揺れがきたらテーブルの下に入り、揺れが収まるのを待っています。
始めは緊張していたスカウト達も徐々に緩んだ行動が目立ってしまい、最後にはインストラクターから一言。
「 訓練は真剣にやらなければ意味のないものになってしまう。」
緊張感を保ちながら、次の体験へ・・・。


【その2  煙体験】

こちらでは、建物の中で火災にあった時、煙を吸わずに避難する方法を学ぶことができます。
さて組ごとに分かれて出発。
煙が発生した薄暗い廊下を、姿勢を低くして非常口の誘導標識を頼りに進みます。
1組はスムーズに生還したものの・・2組、3組と進むにつれ、少しずつ迷っている様子が・・・。
見かねたインストラクターがアドバイス
「非常口の明かりを確認したら、壁伝いに歩いてくれば大丈夫。」
4組はこれで大丈夫と思っていたら、モニターには彷徨える4組の組員達。
「誰かぁ、た〜すけてぇ〜!!」
パニックとなり、インストラクターからはデンリーダーに救助指令が!

【その3  消火体験】

こちらでは、いざ火災が発生した時のために、消火器の正しい使い方を学ぶことができます。
家庭にある消火器は一体どれくらいの時間つかえますか?との質問が。
スカウトは、「1分!」「2分!」「3分!」「4分!」と答えていましたが・・・。
実は全ての火災に使用できますが、平均5メートルの距離から20秒しか使えません。
もう一度家庭の消火器の表示を確認してみたほうがいいですね。
因みに我が家の消火器は、4〜6メートルの距離で14秒使用可能と、平均よりもさらに短くて驚きました。
インストラクターのデモンストレーションを見学し、いざ!


消火器の使い方のおさらい。
安全ピンを抜きノズルを火元に向け、一歩足を踏み出して、レバーを押します。
インストラクターからですが、一歩踏み出すことにより、姿勢が低くなり熱・煙を避けられるということです。
実体験で学べることはたくさんありますね。


インストラクターの時には厳しいお言葉に感謝しつつお礼を伝えました。


最後に記念撮影。
こちらの防災館では、来館すると防災体験カードがもらえます。
何度でも足を運んで欲しいので、そのカードを5枚集めると記念品がもらえるそうです。

ムシムシして暑い日でしたが、防災の意識ができた一日となりました。