スカウト会館から元気よく歩いて消防署へ到着しました。
消防士のお兄さんの先導で車庫へ向うと、
大きなポンプ車が側面の扉を開けて待っていてくれました。
消防士さんの丁寧な説明を、みんな興味津々で聞き入っていました。
ポンプ車は消化用の水を積んでいるタイプと積んでいないタイプがあるそうです。
ホースが命ということで、巻き方が異なる形で何か所かに収納されていました。
施錠された玄関を切るためのノコギリなど道具も様々。
こども達が持たせてもらっているのは泡消化用の先端です。
重たいのをがんばって持っていました。
泡の成分は台所洗剤と同じ界面活性剤とのことでした。
上部に積まれているハシゴは8mくらいで
3階建てくらいまで届くとのことです。
ポンプ車の説明のあとは消化体験です。
練習用は水が入っていますが、実際には粉末が入っているため必ず風上から
風下へ向かって使用して下さいとのことでした。
まずは大人が体験しました。
黄色い栓を抜くのは場所を定めてからです。
そして放水!見事消し止めました。
消火器の消化時間は15秒ほどでした。
次にスカウトを代表してビックビーバーが体験しました。
重たいので下に置いて放水!放水直後は色々な方向へ向かいましたが
慣れると真っ直ぐに標的に向かって放水できました。
消防士さんからも褒められました。
最後にハシゴ車とレスキュー車を見学させてもらいました。
ハシゴ車は大体11階位まで届くそうです。
レスキュー車の装備も見学させてもらいましたが
隊員の方が着ているオレンジの服は燃えないそうです。
積まれている色々な道具の中には扇風機のようなものもあり、
有毒な煙を外に出す時に使用するそうです。
ロープはレスキュー隊にとっての命ということで、しっかりと装備されていました。
心配していた雨も降ることなく、見学を終えてスカウト会館へ戻りました。
そして、ビーバー弁当と温かい豚汁、美味しいデザートもいただきました。