7月23日ビーバー隊、本日の活動はカブトムシとりです!
夜の活動のため、土曜日です。
昨日は一年で最も暑いとされる【大暑】でしたが、過ごしやすかったですね。まだ梅雨の明けていない関東地方、本日もクーラーとは無縁の過ごしやすい気候です。
夜6時、スカウト会館に集合。
明るいうちにすでにリーダーたちが採取ポイントにしかけを設置済みです。
セレモニーをし活動スタート!
隊長からカブトムシについてのお話を伺いました。
☆「オスとメスの違いはわかるかな?」
オスには角があってメスには角がないよ。オスだったら角をつかめば持つのがかんたん!メスには角がないからお腹の横をはさむように持とう。
☆「カブトムシは何を食べているかな?」
樹液だね。
さっき設置したしかけは、バナナ、砂糖にお酒とイーストフードを加えて発酵させたものだよ。カブトムシはこのにおいにつられて集まってくるよ。
☆「オスとメスを一緒に飼っているとどうなるかな?」
卵を産むね。
卵をいっぱい産んでほしい人は大きい虫かごで飼うといいよ。
オスとメスのペアがたくさんいる時は、ペアごとに虫かごに入れてあげるといいよ。なんでかというと、メスは他のメスの卵をつぶしてしまうからね。
カブトムシは冬を越さず、8月くらいまで生きているよ。
幼虫だけになったら、土をたくさん入れてあげよう!
幼虫は土をたくさん食べるから、2〜3カ月するとウンチだらけになるよ。
☆「ウンチがいっぱいになったらどうする?」
土をかえてあげよう!
土をかえる時は幼虫を直接さわらないようにしよう。幼虫は体温が低いので人がさわるとやけどのようになり弱ってしまうから注意してね。
☆「幼虫が手のひらサイズになったら、何をしてあげる?」
土を固めてあげよう!
幼虫はさなぎになる時に自分の部屋を作るよ。土がやわらかいと部屋を作れなくて、ちゃんとしたさなぎになれないよ。
「みんな、わかったかな〜??」
カブトムシ採取までまだ時間があるので、さあゲームをしよう!!
まずは、“しっぽとりゲーム”!!
ルールは簡単。しっぽをたくさん取ったひとが勝ち!
しかし!今日はカブ隊のお兄さん・お姉さんがたくさんいるのでハンデをつけます。
カブ隊は四つん這いで行います!!
二回戦とも大盛り上がり!!
まだ時間があるので、もうひとつゲームをしましょう。
お次は、“関所破り”!!
3チームに分かれて勝負します。
関所まで走って行き、じゃんけんをして勝ったら後ろを回って帰り、次の人に交代です。
じゃんけんに負けたら…、スタート地点まで戻り勝つまでじゃんけんです。
こちらのゲームも二回戦行い、いい勝負でした!!
さあ、いよいよカブトムシとりに出発!!
夜7時半ごろ。辺りは真っ暗。みんな懐中電灯の明かりをたよりに歩きます。10分程歩いたら、目的の場所『白旗塚』に到着です。
「ここは神様をまつってる所。悪いことをすると罰が当たるので、みんな静かに行くように。」という隊長の指示の下、静かにしかけの確認に行きます。
一つ目は、発酵させたバナナトラップ。
「あれぇ、いなそうだな。」
今日は気温が低いのであんまり期待できないかな…。
気を取り直して、二つ目は昆虫ゼリー。
「むむむ、こちらはにはゴキブリのみ…。」
三つ目、四つ目…
残念ながら合計六つのしかけにカブトムシは一匹もおらず。
「どこかにいないかな…」
不完全燃焼のまま、スカウト会館へ。
毎年カブトムシとりは同じ場所で行っており、毎年とれていましたが、今年はやはりこの気候のせいでしょうか。じめじめした熱帯夜の日の方がカブトムシは元気とのことで今夜は一匹のカブトムシにも出会うことができませんでした。
ところが!!!
「こんなこともあろうかと、隊長が養殖してきました!」とのお声が。
なんと、隊長がオスとメスのペアをスカウトの人数分用意してきてくれていました!!
ありがとうございます〜!!
スカウト達は大喜び。
さあ、気持も落ち着いたところで、ゆうごはんです。
夜8時。食前の歌をうたって、「いただきます!」
本日のメニューは、・わかめたっぷりうどん
・冷やしきゅうり
・すいか
残ってゆうごはんの支度をしてくださったリーダーさん達、ありがとうございました。
おいしいゆうごはんにみんな大満足でした!
セレモニーをし、9時前に解散。
明日はサマーキャンプの荷物点検です。
帰ったら、すぐに寝ましょう!