ボーイスカウト所沢第1団

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2016年5月21日(土) カブ隊:新入隊歓迎キャンプ(1日目)

カブ隊は5/21・22の2日間、「新入隊歓迎キャンプ」を行いました。
この4月に入隊・上進したスカウトにとって、初めてのカブ隊でのキャンプです。

朝のセレモニーで活動開始。

基本訓練として集合・整列等の練習も行いました。やっぱり、動作がぴしっと決まると格好良いです!


救急箱の中身のチェックや道具の使い方の説明などを受けた後、午前中は年齢ごとに別々の活動。
うさぎ・しかスカウトたちは、6月に近所のグループホームでの活動の際にプレゼントする「プランツジュエリー」作りに精を出します。

くまスカウトたちは午後の飯盒炊爨のための準備に取りかかりました。まずはかまど作り。レンガを積み、焚きつけのための枯れ草や細い枝もセットして…

かまどができあがりました。

うさぎ・しかスカウトたちは飯盒の準備。お米を計り、研いで、水を入れて…飯盒を準備していきます。実際に火にかけて炊くのは15時以降ですが、早くから水につけておくことで芯のあるご飯ができにくいようにする、リーダー達の作戦です。

くまスカウトたちはリーダーの指導のもと、手ぎりでの火起こし体験をしました。(午後の飯盒炊爨の際には、これもリーダーの指導のもと、マッチで火を点ける練習をしますが、火を起こすことがどれだけ大変かを知ることも大切なことかと思います。)

手ぎりで火を起こすのは、たとえくまであってもカブスカウトにはかなり荷が重いことです。がんばると煙は出るけど、勢いが長く続かないのでなかなか種火になりません。途中からはリーダーも参戦。渾身の力でラストスパートをかけると…溜まった木屑の中から煙が上がり、種火ができました。初めて種火を見たスカウトたちから、燃えてきている!と歓声が上がります。
…種火をかまどの枯れ草の下へ入れてフーフー吹きます。どんどん煙の量が増えてきて…

枯れ草に火が点いた! くまスカウトたちから、ワーッと大歓声が上がりました。

スカウトたちも、手にマメを作りながら、がんばりました!(リーダー達の手にもマメができました…)


ここでちょうどお昼ごはんの時間。
木陰にブルーシートを敷き、家から持ってきたおにぎりをほおばります。なんだかピクニック気分でいい感じ!

午後はゲームの後、グループホームの活動で発表するためのハンドベルと歌の練習をしました。
(明日はビーバースカウト達の前で発表だからね!)


15時過ぎからは、ボーイ隊リーダーの支援を受けて、キャンプファイヤーの準備に飯盒炊爨、大忙し。スカウトたちが飯盒炊爨をする間、育成のお母さんたちはカレー作りをしてくださいました。

かまどに、くまスカウトたちが今度はマッチで火を点ける練習です。…何回も消えてしまって、火が点くまでにかなりたくさんのマッチを使いましたが、無事にかまどに火が入りました。

飯盒を網の上に置いて盛大に燃やします。しばらくして…ご飯が上手に炊けました! 

ボウルへ移して、食べやすいよう、スカウトたちがおにぎりにしていきました。


夕食の時間。お母さんたちが作ってくれたカレー、スープ、そして飯盒で炊いたごはん!スカウトたちも大満足でした。ホントにおいしかったね。お母さんたちにも感謝、本当にありがとうございました。

ところで…リーダー達はこの頃、別の心配をしていました。キャンプファイヤーが外で出来ないかも…?という雲行きになってきたためです。

議論の結果、できるところまで外でやろう!と予定通りを貫いた結果…


最後の最後になって、雨が降ってきましたが、ほとんどのプログラムを外で行うことができました。


そろそろ寝る準備。 組長たちは組長会議で不在の中、次長たちがうさぎ・しかをまとめて寝る支度を進めました。 そういえば、某組長2人が「列の真ん中にマットを敷いておいたのに、組長会議から戻ったら一番端っこにされてた(泣)」そうで…。まぁ、キャンプでは良くあることと思ってあきらめよう(!?)

恒例?になりつつある「リーダーからの本の読み聞かせ」。今回はスカウティング フォア ボーイズから「キムの冒険」のお話や、宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」を読みました。
途中で組長たちも組長会議から戻ってきて、寝る支度の続き。 その間にすーっと寝入っていくうさぎ・しかスカウトもいれば、最後まで熱心に聞いてくれるスカウトもいました。スカウトたちが不思議なくらい静かに寝入っていく「読み聞かせ」。こういう夜の過ごし方もなかなか良いものです。

おやすみなさい、そしてまた明日も元気にいこう!