3月30日(金)31日(土)団活動として、有志を募り被災地訪問をしました。
団より有志を募り、カブ隊・ボーイ隊、育成会含め約40名、また飯能、入間からリーダーも参加し、岩手県の被災地を訪問しました。
目的は、何よりも震災から1年たった現状をスカウトに見てもらい、現実と自然の猛威、また被災地の努力の結果の復興の様子を見てもらい今後の活動、生き方に反映してもらいたいことです。
所沢1団でも、ベンチャー隊、リーダーが何度かボランティアにいき、その時現地で必要な活動をしてきました。
30日は午後10:00に会館集合。
夜行バスに乗り、岩手県へ。
今回訪問したのは
・陸前高田市
・気仙沼市
・南三陸町の3市町村です。
陸前高田市の小学校前には、午前5:30頃到着。
眠い目をこすりバスから降りたスカウト達の前には、ボランティアのおかげで校庭にゴミ一つない小学校
〜小学校〜
その前には、廃墟と化したアパート、津波で寄せられたさまざまなものがありました。
〜アパート〜
周辺を歩き、献花、黙とうをしました。
〜献花〜
後、海岸前の一本松へ。
震災のシンボルと、大量のがれき、被災した建物が目の前に広がります。
〜一本松〜
続いて、気仙沼市へ入りました。
当時、気仙沼港は、大規模な火災が発生したところ。
いまだに茶色に焦げた車が集められ、打ち上げられた大型漁船がありました。
〜気仙沼市の様子〜
多くの花が手向けられている中、スカウト達も献花をしました。
〜献花〜
最後に、南三陸町にいきました。
途中の道路は揺れ、鉄道が寸断された様子に息をのみます。
車や船が、高層建物の屋上に乗り上がっている姿がまだそのままでした。
南三陸町では、ボランティアの方々ががれきの処理をされていました。
そして、土台ごと根こそぎ津波にさらわれた一角に、「防災庁舎」後があり、沢山の花束がありました。
当時の壮絶さを考えながら最後の献花を行いました。
途中途中、仮設住宅や新しい建物、道路をみることもでき、復興を感じることができました。
短い日程ながら、雨も降らず無事3か所を視察することができました。
スカウト達の中では、何かを感じ取ったでしょうか。